アーカン王(用語)
 隠居先の惑星でハリー・メイボーンが名乗っていた名前。


アーディナ(惑星)
 タルサスの住民たちが移住した(する予定だった)惑星。


アーロン(人名)
 ジャファレジスタンスの一員。


アイアナ(人名)
 南極の氷の下から発見されたエンシェントの女性。長い年月氷漬けになっていたためその知識や知能はかなり損なわれている。
 エンシェントを滅ぼした疫病にかかっており、それに感染したSGチームを救うため不思議な力を使うが、そのため衰弱死してしまう。


アイリス(用語)
 地球のスターゲイトに取り付けられたシャッター。イベントホライズンとの隙間はわずか3マイクロメートルで、閉鎖した場合は物質の再構成ができないようになっている。
 アポフィス襲来後に取り付けられ、設置当初はチタニウム製、後にトリニウム合金製。開閉は最初のうちコマンド入力式だったが、リートゥの侵入後は掌紋入力式に変更された。
 なおワームホール接続後に自動的に閉鎖されるのではなく、閉鎖にも開放にも操作が必要。


アヴィダン(用語・言語)
 シーズン7『アヴィダンの輪』でランド保護国を制圧したソーレンらが掲げた国名。
 古代ゴアウルドの方言で『神は公平』という意味。


アヴィダンの大いなる輪(用語)
 ランド保護国にあるスターゲイトのこと。シェブロンは神々を表す文字と考えられ、用途不明のまま博物館に展示されていた。


アヴェンジャー(用語)
 フェルジャーが考案し作成したスターゲイトネットワーク用コンピュータウイルス。複製を送信するようには出来ておらず、新たな書き換えを防ぐように出来ている。
 スターゲイトネットワークをコンピュータネットワークと捉えて、特定のホームダイヤルの座標情報を変更する。そのため狙ったゲイトを使用不能に出来る。
 バールがこれを自己複製して送信するよう改竄してスターゲイトネットワーク全体を使用不能にする。


アカ(言語)
 ウナス語で『ありがとう』。


アカネイア(言語)
 ウナス語で『一緒に』『同じ一族』。


アザーズ(種族)
 →高みの存在。


アシア(人名)
 ヘブリダンに住む女性。ウォーリック・フィンの妻だったが、彼が行方不明だった期間が長かったため再婚して新たに子供を儲けていた。


アジール(人名)
 アスガード艦隊の司令官。


アスガード(種族)
 古代4大種族同盟の一員であるエイリアン。外見はグレイにそっくり。現在の本拠地はイダ銀河の惑星オサラ。彼らは北欧の神を装って保護下にある星の文明が発達するのを見守っている。
 高度なテクノロジーを誇りゴアウルドを牽制するが、内実はレプリケイターとの戦いにおわれてゴアウルドとの闘いに割ける戦力が少なく、ほとんどハッタリ。
 現在ではセックスによる生殖が不可能になっており、クローン技術を用いて数を保っている。また寿命が尽きるなどするとクローン技術で作った新たな肉体に意識を入れ替えることで生きながらえる。しかしながら数千年にも及ぶクローニングにより医学的限界に達しつつあり、このままでは滅びに向かうことは確実。なお彼らのDNAは数ヶ月でクローンが成熟するようプログラムされている。
 レプリケイターに故郷の惑星を襲撃され、意識をコンピューターに保存して新たな故郷を探したが、そのオーリラも襲撃されてしまう。その際に意識を保存するシステムがレプリケーターに汚染されてしまった。


アセク(言語)
 ウナス語で『シャツ』。


アタ(言語)
 ウナス語で『やめる』。


アダム(人名)
 レジスタンスのジャファ。


ア・チャカ(言語)
 ウナス語の挨拶。こんにちわ。


アッシェン(種族)
 人間型エイリアン。人間がその祖先かどうかは不明。手ごろな惑星に不妊治療を施して文明を退化させ、それとわからないよう農奴として使役している。
 宇宙船を持ち、スターゲイトを穀物運搬用に使用していたが、スターゲイトネットワークの存在は知らなかった。


アテン(言語)
 ウナス語で『生きる』。


アトランティス(地名)
 エンシェントの都。かつては地球にあったが、数百万年前に都市ごと地球から飛び立った。現在はペガサス銀河内にある。三本のラインが交差した雪の結晶のような形状をしている。
 都市の動力は三つのゼロポイントモジュールだが、アトランティス探検隊が到着したときには二つが空っぽ、三つ目も残り少なくなっていた。
そのすぐ後にすべてのZPMが空になり、海面に浮上した。なお限られた動力は地球から持ち込んだナクアダジェネレータでまかなっているが、シールドを起動できるほどのエネルギーは確保できない。
 海底に没した大陸、というのは正しい。が、それは地球ではなくペガサス銀河でのことであり、ギリシャ人は生き残りのアトランティス人からそれを聞いたのだ。


アトランティス探検隊(用語)
 ペガサス銀河内で消息を絶った。


アヌビス(ゴアウルド)
 1000年前に貴族同盟に襲われて死んだとされていたゴアウルド。
 古くからエンシェントについて調べており、ついにはオーマデサラを騙してエンシェントと同じく高みにのぼる。だが邪悪であることがばれて他の高みの存在に拒絶され、実体を持たないが高みの存在でもない中途半端な存在となる。そのため、拡散しないよう人の形をしたエネルギーシールドで体を覆っている。これは過ちを犯したオーマデサラへの罰である。
 また高みにのぼったときにエンシェントの知識の一端を学んでおり、エンシェントの装置を使うことができる。またその知識を元にエンシェントの治療装置を作り上げた。
 彼の母艦のコンピュータは古代エンシェント語を用いた暗号で保護されているため、トクラの潜入工作員でも情報を持ち出すことは出来ない。
 さらにトールの脳から吸い出したアスガードの技術によりホログラムや転送ビームなども使用できる。が、完全にコピーできたわけではないらしく、性能や精度はやや劣る。
 地球を攻撃した際に南極のエンシェント砦からの攻撃で艦隊は壊滅、自身もエネルギーシールドを失って軌道上をただよっていたが、宇宙ステーションに登場していたロシア人宇宙飛行士に憑いて地球に降り、SGCに出向したロシア人仕官ヴァシロフ大佐に憑いてスターゲイトを使用しようとするが露見。基地が封鎖されたうえオニール准将のブラフに乗せられて脱出を強行するが、ギリギリのところでカーター中佐によってゲイトアドレスを書き換えられ、ブリザードが吹きすさぶ惑星に送られた。
 艦隊壊滅後はその支配地や軍はバールに接収された。しかしその後極寒惑星から脱出し、バールを臣従させていた。なお傷ついたヴァシロフ大佐の肉体はレプリケーターの大攻勢の際に棄て、他のゴアウルドに乗り換えた。だが『172 ほつれた糸』でオーマデサラに道連れにされて消滅したと思われる。


アビドース(惑星)
 砂漠気候の惑星。ラーの支配地だったが、ジャック・オニールらや彼らに心を動かされた住民の叛乱によりラーは死亡し、アビドースは開放された。支配されていた頃はラーが古代エジプトのような叛乱の防止のため『書く』ことを禁じていた。
 反乱が成功してからはダニエル・ジャクソンがここに残り、住民たちに言葉や文字を教えていた。なおオニールが提出した報告書では地上で核が爆発し、ラーもろとも住民たちとダニエルは死んだとされていた。
 アビドース作戦の後にダニエルが新たな建造物を発掘し、そこでゴアウルドが使っているスターゲイトネットワークのマップを発見した。
 シーズン6最終話で『ラーの目』をすべて集めたアヌビスにより滅ぼされ、住人たちはみなオーマデサラにより高みの存在に引き上げられた。
 アビドース作戦でここにゲイトが繋がったのは、座標の修正が必要ないくらい地球に近いため。


アブー(人名)
 シマルカに住むシャバダイの少年。他の部族の長ターガンの娘ナイアを愛しており、彼女を手に入れようとしてサマンサ・カーター大尉をターガンに売り払った。


アポフィス(ゴアウルド)
 強大な勢力を誇ったゴアウルド。古代エジプトでは蛇の化身で夜を支配するとされる。宿主は古代エジプトの神官だった。
 さらったシャーレを妻アモネットの宿主に、スカーラを息子クロレルの宿主にした。クロレルはともかくアモネットのことは本気で愛していた。
 極めて強い勢力を誇ったが、何度もSG-1らに倒されて失墜する。失墜しても復活することを繰り返したが、最期はレプリケイターに乗っ取られた母艦で惑星に墜落して完全に死んだ。
 彼の系統のジャファのヘルメットはコブラを模している。


アマテラス(ゴアウルド)
 日本の太陽神。支配階級の一員で、シーズン8のはじめに外交使節の一員として地球に訪れた。ちなみに演じた女優はわずかに広東系の血が入っているが、日系ではない。


アルケシュ(兵器)
 ゴアウルドの中距離爆撃機。


アルシュ(言語)
 ゴアウルド語で『案内』。


アルファ基地(地名)
 地球から有事の際に要人たちを避難させるための地球外基地。トクラやジャファレジスタンスも使用する。
 旧アルファ基地はジョナス・クインがアヌビスに捕らわれた際に情報が漏洩したことを恐れて破棄、P4X-650にスターゲイトを移設して再建された。なお前者がゴアウルドに破壊されたことを踏まえ、後者はSG基地のように山の地下に建設された。


アルファゲイト(用語)
 地球のスターゲイトのうち、古くから使用されてきたもの。つまりエジプトのギザで発掘され、スターゲイト基地に保管されていたもの。固有のシンボル(つまりアドレスの末尾)は『Å』。セットになっているはずのホームダイヤルは旧東ドイツに美術品として保管されており、第二次大戦後にソ連が回収した。
 シーズン6でアヌビスが使ったエンシェントのエネルギー兵器により大爆発して破壊された。


アレス(ゴアウルド)
 支配階級の一人。オニールとカーターが起動したエンシェントの宇宙船で母艦ごと撃墜された。


アローム(人名)
 シーズン7第一話でビス・ウバーン探索に向かったSGCが見つけた、記憶喪失になったダニエル・ジャクソンに与えられた名前。
 意味は『裸の人』。


アロン(人名)
 モロクに仕える反乱ジャファ。ジャファレジスタンスではなくハクティルの戦士。


アンダリ(用語)
 ランガラの三大国のひとつ。


アンディ(人名)
 ジャック・オニールの友人の保安官。


イーモン(人名)
 ウォーリック・フィンの弟。ヘブリダンに住むセラキン。
 テクコングループのキッチン用品部門で生ごみ処理機の設計をしている。彼の個人ファイルに侵入すると、その人物のパスコードを記録するようプログラムしてある。


イシス(ゴアウルド)
 オシリスの后で、ともにつぼ型の保存容器に幽閉されていたが、開放される前に容器が壊れて死んでいた。


イシタ(人名)
 ハクティルの女ジャファのリーダー。元はモロクの女神官長だった。特に圧政下にあっては伝統を尊重すべきという考えを持っている。


イベントホライズン(用語)
 スターゲイトが作動したときに現れる水面のようなもの。分かりやすく表現するならばワームホールの入口。
 ワームホールは一方通行であるため、出口側のこれに触れると原子分子に分解され、再構成されることはない。ゲイト作動時に出現する光の渦は入り口側、出口側ともに触れたものは原始分子に分解される。


(ゴアウルド)
 禹皇帝。貴族同盟の一員。支配階級のゴアウルドの中でも最長老で、宿主を移ることができないほどの病にかかって妄言や独り言が多くなっている。しかし彼に心酔する熱心な親衛隊長が見事に補佐しているため、勢力を保っていた。アヌビスやバールに強硬に抵抗していたが、バールの使者との会見の最中にレプリ・カーターに刺殺された。
 伝説の禹は古代中国の神話的皇帝で、治水に熱心だった。


ウー(人名)
 ウー教授。シーズン7『不安定なDNA』においてエイリアンによるアブダクトを調査した際に聞き取りをした、過去にアブダクトを受けた人物。


ヴィドリーン(人名)
 アメリカ合衆国空軍大将。国防総省に所属。X-303建造計画の責任者。


ウィアー、エリザベス(人名)
 博士。外交の専門家であり、ジョージ・ハモンド少将の後任として一時期スターゲイト基地を指揮したが、後に南極のエンシェント砦の調査を指揮するため退任し、SG基地司令官の座をジャック・オニール准将に譲った。


ウォーリック・フィン(人名)
 ヘブリダンの囚人護送船セブラス号の船長。ヘブリダンに住むセラキン。妻のアシュアは人間。
 未知の惑星でSG-1に救助されてヘブリダンに生還するが、そのときには既に彼は死んだと思われており、妻アシュアも再婚して子供を生んでいた。戻ってから仕事にも恵まれていなかった。
 コンガラット・ループで名を上げ、優勝したライル・モントローズに副操縦士として雇われる。


ウォーレン(人名)
 SG-2メンバー。


ウナス(種族)
 ゴアウルドと同じ星で誕生した知的生命体。大柄な人型エイリアンで穴居文明を持ち、ゴアウルドの侵入を防ぐネックレスを大切にする。


ウマン(言語)
 ウナス語で『人間』。


ウマン・コ・ケカ・オナク、ウナス・コ・ケカ(言語)
 ウナス語で『人間とウナスは共通の敵ゴアウルドと戦う』。


エアーストライク(用語)
 133話『裸の人』でアヌビスの母艦を攻撃したF-302のコールサイン。搭乗員は機長がジャック・オニール大佐、フライトオフィサがサマンサ・カーター少佐。


エジェリア(トクラ)
 トクラの祖にして女王。ラーによってパンガーに幽閉されていたが発見され、トレトニンの原料となる子を強制的に産まされていたため衰弱死する。


エドワーズ(人名)
 アメリカ合衆国空軍スターゲイトコマンド所属大佐。


エバラ(人名)
 P3X-289のドームの街の住民。


エマガン、テイラ(人名)
 ペガサス銀河の惑星アソスのリーダー。タガンの娘。


エリア51(用語)
 スターゲイトプログラムで持ち帰ったエイリアンの技術を調査・分析するための秘密基地。以前エイリアンの技術が盗まれてから飛躍的に警備が厳重になり、携帯電話や私服など、あらゆる物品の持ち込みも持ち出しも禁止された。


エリア52(用語)
 スターゲイト基地のコードネーム。


エルマル、ビン(人名)
 ティラニアの統合評議会代表。


エレバス(惑星)
 ギリシャ神話で罪人が死後にすぐ通る場所。二つの月とナクアダ精錬所、反重力乾ドックがあり、ゴアウルドの母艦の建造とナクアダの精錬に使われている。働いているのはジャファの囚人だけで、火山活動の熱と有毒ガスにより長期の労働に耐えられるものはいない。
 ここのスターゲイトは強力なフォースフィールドに守られている。


エンシェント(種族)
 はるか過去に地球で誕生した知的生命体。現在の人類と共通の祖先から急速に進化した種族で、中世ラテン語に酷似した言語体系を持つ。文字は小さな四角形を組み合わせたもの。
 途方もなく高度な文明を誇ったが、疫病によって高みにのぼった僅かな者以外は死滅した。南極の氷の下から掘り出されたアイアナがエンシェントの一人だが長期間の冷凍によって知能が破壊されており、また絶滅の原因となった疫病に感染しており、後に死亡した。
 アトランティスごとペガサス銀河に旅立った者達は星々に生命を誕生させながら勢力を拡大させていったが、あるとき出会ったレイスという種族によって次々に滅ぼされていき、最後の砦アトランティスをある惑星の海底に沈めて地球に戻り、現在の人類と同化した。これにより、ジャック・オニールやジョン・シェパードなど僅かながらエンシェントの遺伝子を持つ人間が生まれている。
 その知識はデータバンクに保存されているが、未だ脳が未発達な人間がそれをダウンロードすると脳に情報が上書きされ、ダウンロードから3日後ほどでエンシェント語をしゃべりだし、だんだんとエンシェント化してゆく。最初は言語だが、知識、技術などを身に着けるが本人にその自覚はないし、何をしているのかすらよく分からない。
 オニールは二度目のダウンロードでエンシェントの治療技術を身につけ、南極にあるエンシェントの砦を使いこなした。だがその代償として非常に健康を害し、放置すると死んでしまうだろうことは明白。オニールの一度目の場合はエンシェントの知識を利用してアスガードに助けを求め、脳内のエンシェントの知識を吸い出してもらって元に戻った。
 アイアナの例や治療装置の効果などから身体的強度は人間より遥かに上と思われる。
 遥か昔にアスガードの科学者がエンシェントのライブラリから知識の一部を引き出し、以後はその解析に努めているが、実情では表面を引っかいたに過ぎない。


エンシェントの長距離通信装置(用語)
 P3R-233とエジプトで発見されたもので、精神的な力を用いて通信する。


エンシェントの治療装置(用語)
 石棺の基となった装置。あまりに強烈な効果をもたらすため人間が使うと半ば不死身となり、精神に異常をきたして攻撃的になり、やがて死に至る。
 ゴアウルドのテルチャクがデチューンして石棺を作ったのだが、副作用を完全に取り除くことはできなかった。


エンシェントの兵器(用語)
 ダカラのエンシェントの遺跡にある兵器。本来は銀河に生命を誕生させるために作られたのだが、アヌビスは破壊に用いようとした。
 ディスラプター同様エネルギー波で物質の基本原子の構造を破壊するもので、これをディスラプターに応用してレプリケーターを倒した。


オージェン・フルーツ(用語)
 ハリー・メイボーンの隠居先の惑星にある果実。グァバとマンゴーを掛け合わせたような味で、皮は酸っぱい。ダニエル・ジャクソンにより『グァンゴ』と改名された。


オーマデサラ(人名)
 高みの存在のはぐれ者。多くの高みの存在と違い、他の人々を高みにのぼらせる手助けをしている。ダニエル・ジャクソンやアビドースの人々、アポフィスとアモネットの子シフなどが彼女によって引き上げられた。
 掟を破ったダニエルを下界に下ろすときも記憶を全て奪うのではなく、ゆるいプロテクトをかけただけで下ろすなど、下界の行方をいい方へ向けようと努力している。
 自分に自信があったため第一の規則を破り単独で昇天に手を貸していたが、そのためにかつて騙されてアヌビスを昇天させてしまった。『172 ほつれた糸』でアヌビスを道連れに消滅したと思われる。


オーリラ(惑星)
 故郷を旅立ったアスガードたちの第二の故郷となった惑星。アスガード文明にとって必要不可欠な希少元素ニュートロニウムが多くあり、そのためにレプリケイターに襲われた。


オガダの海(地名?)
 シマルカの海?


オシリス(ゴアウルド)
 弟セテシュによって寄生体の状態で壺型の保存容器に入れられて幽閉されていたが、ダニエルの同僚だった考古学者サラ・ガードナーに寄生して復活し、アヌビスの配下に入る。後にダニエルから情報を聞き出そうとしたところをSGCに捕まり、トクラによって摘出された。
 そのアルケシュは月の周回軌道上にステルスモードで残されており、ザ・トラストの手に落ちた。


オナク(言語)
 ウナス語で『ゴアウルド』。


オニール、ジャック(人名)
 アメリカ合衆国空軍スターゲイトコマンド所属大佐。のち准将。SG-1リーダー。正義感が強く極めて有能な軍人だが、反面ユーモア精神が旺盛で釣り好き。自分のデスクの存在を知らないほどお茶目でもある。ミネソタ州出身。
 湾岸戦争でパラシュート部隊に在籍し、捕虜になって数ヶ月間もこの世の地獄を味わったことがある。
 アビドース作戦の直前に一人息子のチャーリーを自分の銃の暴発自己で亡くし、アビドース作戦では核弾頭の爆破とともに自殺するつもりでいた。アビドースから生還してみれば妻のサラは出て行っており、まさに踏んだりけったり。
 アビドース作戦の後は退役していたが、アポフィスの襲来を機に軍に復帰、SG-1のリーダーとしてスターゲイトプロジェクトの中心的立場に立つ。
 彼の脳は他の人間よりも生物学的に一歩先を行っており、副作用はあるもののエンシェントの膨大なデータバンクを丸ごとダウンロードできる。また遺伝子には遺伝子操作を防止するセーフガード・マーカーがある。
 サマンサ・カーターとは相思相愛の仲だった、軍規が邪魔してお互いなかなか素直になれなかった。
 シーズン7のラストで再びエンシェントの知識をダウンロードしてエンシェントの防御兵器を起動し、地球に襲来したアヌビス艦隊を撃破するものの、人間の脳にエンシェントの知識を詰め込んだ副作用でエンシェント化が進み、死亡直前にエンシェントの装置により冷凍睡眠に入る。トールに救出されてからエンシェントの知識を用いてレプリケイターの組織を不活性化する対抗兵器を開発した。
 その後に准将に昇進し、スターゲイト基地の司令官となる。司令官として下達した最初の命令はカーター少佐を中佐に昇進させるものだった。
 ちなみに名前のスペルは映画版では『O'neil』で、SG-1では『O'neill』である。


オラク(言語)
 ゴアウルド語で『物言わぬ人』。カル戦士のこと。


オロクン(ゴアウルド)
 貴族で支配階級の一人。バールとの争いに敗れて死亡。


オロ、ハンス(人名)
 テナトと会ったときにダニエルがとっさに名乗った偽名。密輸業者でハンス・オロといえば、元ネタは銀河一有名な彼しかいないだろう。


オロナの儀式(用語)
 ジャファの新婚夫婦が行う儀式らしいが、詳細不明。ティルクによればナイフをしっかり研いでおく必要があるらしいが、伝える必要のない伝統だという。


カー(言語)
 ウナス語で否定の意。


カーダ(言語)
 ウナス語で『ナクアダ』。


カーター、サマンサ(人名)
 アメリカ合衆国空軍スターゲイトコマンド所属大尉、のち少佐、中佐。SG-1メンバー。理論天体物理学者。
 スターゲイトコマンドに参加する前は国防総省勤務で、アビドース作戦の2年前からスターゲイトに関わっている。ダイヤルコンピュータも彼女の手による。湾岸戦争では敵空域を100時間以上飛行した経験がある。
 彼女の科学の知識は任務に多大な貢献をしている。
 子供の頃はマット・メイソン少佐という宇宙飛行士の人形で遊んでいた。
 オニールとは相思相愛だが、軍規が邪魔してお互いなかなか素直になれない。後にピート・シャナハンと付き合う。


カーター、ジェイコブ(人名)
 サマンサ・カーターの父。ジョージ・ハモンドの友人。
 元アメリカ合衆国空軍少将で、ガンに侵されて死に掛けていたところをトクラのセルマクと共生することで息を長らえる。以降は地球とトクラの橋渡しとして活躍する。
 セルマクがコーヒー嫌いなのですっぱりとやめた。


ガードナー、サラ(人名)
 ダニエル・ジャクソンの同僚だった考古学者。発掘品の中にあったゴアウルドの壺(寄生体を保存する容器)の中にいたオシリスに寄生される。後にダニエルを利用してエンシェントの情報を引き出そうとしていたところをSGCに捕まり、トクラによって寄生体を摘出される。


カ・ケラ(言語)
 ウナス語で『殺すな、武器は持っていない』。


ガス雲(用語)
 X−303プロメテウスの帰還航行の際に囚われた謎のガス雲。構成材質は分析不能だが、高い密度であり腐食性。この中では亜光速エンジンもハイパードライブもうまく作動しない。
 どうもただのガス雲ではなく生命体のようであった。


カデプ(人名)
 SG-1とオニールが紀元前3000年のエジプトで出会った人物。サラティスという兄がいた。


カ・ナイ(言語)
 ウナス語で『友達』。


カムルス(ゴアウルド)
 ゴアウルドの支配階級の一人。戦の神。シーズン8のはじめに貴族連合の使節の一員として地球を訪れるが、すでに軍も支配地も滅ぼされており、地球に亡命した。


ガラン(人名)
 メイボーンが君臨していた惑星の住民の一人。


カリン(人名)
 ハクティルの女戦士。ライアクの恋人。


カル戦士(用語)
 アヌビスが作り上げた不死身の戦士のこと。網状繊維でできた投射兵器は跳ね返し、エネルギー兵器は吸収するコンバットスーツに身を包んだ、完全に洗脳されたゴアウルド。その宿主はクローン培養されたもの。
 肉体の限界を超えた設計がされているためにすさまじい戦闘能力を持つが、生命の維持は寄生体任せ。それでも自然に何らかの疾患にかかって死ぬ。
 ちなみにコンバットスーツは網状繊維でできているために弾丸やエネルギーは通さないが針などの鋭い物体は貫通できる。またエンシェントの治療装置をもとに開発された武器や中身が受け止め切れないほどの運動エネルギーで倒すことができる。


カルビン(人名)
 ジョー・スペンサーの理髪店に出入りする郵便屋。


ガレス(人名)
 ランド保護国の司令官。ソーレンらに捕らえられて処刑された。


カレドニア連邦(地名)
 ランド保護国と何世代にもわたる冷戦関係にある国。
 文明レベルは二十世紀半ばのレベル。


キーニン(人名)
 ストロモス号の乗組員の少年。ファーリンの息子。人工冬眠装置が故障して肉体が死亡、精神だけがダニエル・ジャクソンの肉体に入り込んだ。


キセレフ、ミラソレフ(人名)
 ロシアの国防大臣。大将。ロシアの核を含む全兵力を自由に動かすことができる。アメリカに強い不信感を持つ強硬論者。キンゼイと親交がある。
 赤軍マリノフスキー戦車学校を首席で卒業、チェチェンで卓越した指導力を発揮して国家的英雄になる。その後カルパチアン軍管区鉄師団長を経てコーカサス軍管区第14軍軍団長、陸軍大学学長を5年間務め、現在の国防大臣となる。
 シェルノフシェフにより早くにゴアウルドを寄生させらていた。緑内障を患っていたが、寄生体のおかげで視力が回復した。


貴族連合(用語)
 ゴアウルドの支配階級による連合。
 利害が一致した場合のみ連携するが、実際は表面上だけのことであり、何かあれば即座に裏切る。そのためメンバーは頻繁に入れ替わる。


キレリヤンの荒野(地名)
 アヴィダンの大いなる輪、つまりスターゲイトが発見された場所。


キンゼイ、ロバート(人名)
 スターゲイトプログラムにとっての災いの種にして疫病神。上院議員だったが一時は副大統領まで上り詰めた。
 貪欲で、南極で発見されたスターゲイトを使い事実上配下であるNIDやSGC内の密通者にエイリアンのハイテクを略奪させ、それを大企業に売ることで多額の金を得ていた。大統領のパトロンとしてともに選挙戦を勝ち抜けて副大統領になったが、あまりの悪辣さに大統領によって辞任に追い込まれ、そのためザ・トラストからも捨てられた。
 ザ・トラストを潰す作戦中にゴアウルドに寄生され、キセレフ大将を襲おうとしたが未然に逮捕された。その後プロメテウスの営倉に入れられたが脱出してアルケシュに移動、そこで仲間割れしたところをプロメテウスの砲撃により撃沈された。


グァンゴ(用語)
 オージェン・フルーツのこと。


クイン、ジョナス(人名)
 惑星P4C-403のケロナで最高の教育を受けた若年政治家だったが、自国の科学力をわきまえぬナクアドリア実験でダニエル・ジャクソンが被爆し、死亡したことでケロナからナクアドリアを持ち出して地球に亡命する。後にSG−1のメンバーとなり、一年以上彼らと行動を共にする。
 ニルティに遺伝子操作をされて予知能力を得るが、それの原因と思われる脳腫瘍によって死にかけ、ジャネット・フレイザー軍医による摘出手術を受ける。以降、予知能力は消えた。
 ダニエル・ジャクソンがSG-1に復帰してからは英雄としてケロナに帰り、SG−1とともに得た経験を生かしてケロナ、ティラニア、アンダリの共同統治議会のケロナ代表の任に就く。
 


クリー(言語)
 ゴアウルド語で『おい』『聞け』などの呼びかけ。


グリーブン(言語)
 セブラス語での罵倒?


グレース(人名)
 X-303プロメテウスの帰還航行中に囚われたガス雲の中でカーターが出会った少女。


ゲイトシップ1(用語)
 パラレルワールドでのタイムマシンのコールサイン。マッケイが命名したが、オニールはダサいと評した。
 アトランティス探検隊でアラン・シェパード少佐が操縦したタイムマシンもこう名付けられ、マッケイ博士は気に入ったがシェパード少佐は断じて認めず、パドルジャンパーと改称した。


ケイン、ジャレド(人名)
 ランド保護国の首席副官。レーダの夫。


ケカタ(言語)
 ウナス語で『ゴアウルドのエネルギーガン』。


ケク(言語)
 ゴアウルド語で『弱さ』『死』。弱くなれば死んだと同じということ。


ケネディ(人名)
 国防総省勤務の軍人。階級は大佐。シーズン1で地球に来たばかりのティルクを連れ去ろうとした。


ケルテシュ(用語)
 よく知られたジャファの戦略で、二方面からの同時攻撃。


ケルノリーム(用語)
 ジャファの深い瞑想。彼らにとっての睡眠と同じ効果をもたらす。また幼生の活動を活発にして傷や病気の治癒を早め、深く没入することで仮死状態になることも可能。
 極めて深いケルノリームによって幼生との意識の交流も出来る。


ケロナ(用語)
 ランガラの三大国のひとつ。ジョナス・クインの出身国。スターゲイトがこの国にあったため、地球との交流は主にケロナと行われてきた。そのためティラニア、アンダリとちがい地球の助言を受け入れることが多い。
 かつては欺瞞に満ちた外交をしていたようで、現在でもティラニアとアンダリからはその言を無条件に呑まれることはない。
 なおケロナが技術力をわきまえずナクアドリアの実験をし、その連鎖反応を止めるため身を挺したダニエル・ジャクソンが重度の被爆をした。


ケンドリック(人名)
 P3X-289のドームの町の住民。ネビンの父だと自己紹介するが、本当にそうであるかは疑わしい


ケンドリック(人名)
 アメリカ合衆国空軍特別捜査局大佐。SG基地の外に住むティルクの監視をしている。


ゴアウルド(種族)
 蛇のような姿の寄生型エイリアンで、他の生物の脊椎に巻きついてその肉体と知識・記憶を奪う。ただし充分に成長していないとうまく寄生できない。またジャファの体内に入るにもそれなりに成長していないとうまくいかない。寄生されるとゴアウルドの治癒能力により驚異的な力と治癒力を得る。また寄生されると目が光り声がくぐもるが、そうしないこともできる。
 無理に宿主から取り除くと宿主が死ぬが、これは寄生体が毒を放出するため。よって毒を放出するまもなく瞬時に殺すことで寄生体を取り除くことができる。
 体内にナクアダを持つが、彼らが発生した惑星のゴアウルドや原始ゴアウルドの化石にはナクアダが含まれていない。つまりナクアダは後天的に獲得したもの。
 性格は概して攻撃的で凶暴、支配欲が強い。その凶悪な性格には石棺の多用が一つの要因である。高い技術を誇るが、支配下の人々がそれを知ることを禁じている。
 華美な装飾を好み、宿主には外見的な美しさを重視する。そのため古代エジプトにおいて宿主をそれまでのウナスから人間に変える。
 地球から奴隷やジャファとして多くの人間を他の星に移住させ、ほとんどの場合にそのテクノロジーを使って神を装い多くの星を支配している。地球では古代エジプトで叛乱があり、ラーが地球にいないうちにスターゲイトを埋めたため戻れなくなった。
 無性生殖が可能で、子供は親の記憶を全て遺伝子の記憶として引き継ぐ。そのため宿主同士の子供はハルセイサスと呼ばれて厳しく禁じられている。よって親子関係は義理のものであり、古代エジプトのファラオのように親子間の対立が激しい。


ゴアウルド・アスガード協定(用語)
 アスガードとゴアウルドの間で締結された協定。アスガードの保護下にある惑星をゴアウルドが侵略および攻撃しないことを約したもの。地球を含めて27の惑星が保護されている。


ゴアウルド・キラー(用語)
 トクラが開発し地球がともに改良したゴアウルド寄生体にのみ有効な猛毒。オリジナルは赤と黄色の二種類の液体を混合することで毒性を発揮するタイプ。
 その威力から防衛以外の目的では使用しないと協定が結ばれている。


ゴアウルド語(言語)
 古代エジプト語をベースに各地の古代言語をミックスした言語。多くの方言がある。文字は古代エジプトの象形文字。
 地球の言語学者ではほとんど解読できなかったが、一年間アビドース語を学んだダニエル・ジャクソンは読み書きが出来、片言程度に喋れる。


ゴーディ(人名)
 ジョー・スペンサーの理髪店の店員。


コカチャ(言語)
 ウナス語で『移動』。


コ・ケカ(言語)
 ウナス語で『殺す』『殺し合い』『戦う』。


ゴスリング、サブリナ(人名)
 キャサリン・ラングフォードの姪。


コナー(人名)
 SG-9メンバー。


コナーズ(人名)
 ティルクと同じアパートに住むおばさん。


コル(言語)
 ウナス語で『鉄』。


コル・アセク(言語)
 ウナス語で『鉄のシャツ』。転じて族長。


コルソン、アレック(人名)
 シーズン8では42歳。600億ドルを超える資産を持つ実業家で、傘下の企業は情報産業、バイオテクノロジー、航空産業など多数あり、自身も優秀なエンジニア。複数の気象観測衛星を保有する。ダニエル・ジャクソン博士のファン。
 F-302のマルチエンジン制御システムを開発したのは彼の会社だが、彼の人柄から保安上の危険が大きいと判断され、真実を知らされなかった。だが子会社が回収に従事したためゴアウルド母艦の破片を持っている。
 父親が新聞記者で投獄されたこともあり、表現の自由と知る権利についてやたらとこだわっている。そのためか地球外知的生命体に関する真実を知っている、国々が公表しないなら自分がかわって公表するとテレビ放送で脅した。
 妻と娘がいたが、18年前に飛行機事故で死亡。それが彼が航空機開発を始めるきっかけとなった。


コワルスキー、チャールズ(人名)
 アメリカ合衆国空軍スターゲイトコマンド所属少佐。SG-2指揮官。SGC設立前のアビドース作戦ではジャック・オニール大佐の部下。愛称はチャーリー。
 SG-2指揮官としての初陣であるチューラクでジャファの死体から飛び出したゴアウルド・フリーに寄生される。摘出手術を試みるが失敗、スターゲイトで逃げようとしているところをティルクに取り押さえられ、開いたスターゲイトに後頭部を入れたところでワームホールを遮断されて死亡する。
 後のシーズンではジャック・オニールの夢の中や平行世界のコワルスキーなどが登場する。


コンガラット・ループ(用語)
 ヘブリダンで毎年行われるテクコングループがスポンサーとなって開催されるの宇宙船レース。シーズン7『白熱!宇宙レース』では第59回。最高の宇宙船とパイロットを見つけるために行われ、勝者はテクコンと有利な契約を結ぶことができる。
 第一ステージはドローンにより船の防御力が試される。第二ステージでは太陽のコロナに突っこみ、シールドのパワーを試される。
 その中継はやたらとハイテンションで、徹底的にテクコングループの宣伝がなされる。


サイラー(人名)
 アメリカ合衆国空軍スターゲイトコマンド所属軍曹。のち曹長。メンテナンス担当。


ザットガン(武器)
 ザトニクテルのこと。ジャック・オニールが呼びづらいのでこう呼んだのが始まり。
 後にSGチームの装備に加わった。


ザトニクテル(武器)
 ゴアウルドの簡易エネルギーガン。ジャファの制服の籠手に装着されている。
 一度撃つと気絶し、二度目で死亡、三度目で原子分子に分解される。エネルギーソースはナクアダ。


ザ・トラスト(用語)
 旧NIDの残党による組織。政府は地球防衛を放棄したばかりかそれがトラブルの現況だと考え、それを正すのが自分たちの義務だと考えている。
 VX兵器によるゴアウルド掃討作戦を企てたがSGCの妨害により頓挫。しかしSGCがスターゲイトを奪還した後に2つの惑星にVX攻撃を仕掛け、そのためゴアウルドの捕虜になる。そしてゴアウルドに寄生されてから地球に戻された。


サミュエルズ(人名)
 アメリカ合衆国空軍SG基地所属少佐。ハモンド将軍の副官だったが国防総省に配置換えになる。


サムナー、マーシャル(人名)
 
アメリカ合衆国海兵隊所属大佐。アトランティス探検隊に参加する。レイスに連れ去られて喰われたところをシェパード少佐によって射殺された。


サラティス(人名)
 SG-1とオニールが紀元前3000年のエジプトで出会った人物。カデプという弟がいる。ラーに殺された。


ザリン(人名)
 トクラの潜入工作員。バールの守備隊長になっていたが、ザ・トラストが放ったゴアウルド・キラーにより死亡。


シーア、キアナ(人名)
 ケロナでジョナス・クインの仕事の手伝いをしている女性。もとはナクアドリアプロジェクトに従事していた。ジョナスとはなかなかにいい関係だが、実際は彼女に寄生したゴアウルドがジョナスに好意を抱いていた。
 ナクアダ鉱脈の連鎖反応を止める作戦の際に寄生体が死亡し、普通の人間に戻る。


シーボウ(人名)
 ヘブリダン人。トライタン号のパイロット。コンガラット・ループに参加し、第一ステージでリタイア。


ジェイムズ、クリスター(人名)
 SG基地の外に住むティルクの戸隣に住む女性。


ジェニングス(人名)
 ザ・トラストのメンバー。


シェパード、ジョン(人名)
 アメリカ合衆国空軍少佐。エンシェントの遺伝子を持つことが判明し、アトランティス探検隊に加わる。
マーシャル・サムナー大佐の死後はアトランティス探検隊の最上級士官としてチームを編成し、各地に探検に赴くことになる。
 アパッチ、コブラ、ブラックホークなど全ての軍用ヘリを操縦したことがあるヘリパイで、ジャック・オニールも絶賛するほどの操縦技術を持つ。アフガニスタンで仲間を助けるため直属上官の命令に逆らって軍歴を傷つけたことがある。


シェフィールド(人名)
 アメリカ合衆国空軍スターゲイトコマンド・アルファ基地所属大尉。


シェブロン(用語)
 シンボルとも。スターゲイトとホームダイヤルに刻まれている星座を表した記号のこと。これの組み合わせで星間座標を表す。地球から見た星座を図象化したもので、39のシェブロンのうち38は共通。目的地をX軸、Y軸、Z軸を6つのシェブロンで指定し、ゲイト固有のシェブロンでルートを指定する。


シェルノフシェフ、ルスラン(人名)
 ロシア軍大佐。NIDへのゴアウルド幼生密売事件に関係していた。


時空間膨張装置(用語)
 アスガードがレプリケイターを封じ込めるために開発した装置。簡単に言えば時間の流れを遅くするものだが、レプリケイターに改造されて彼らが急速に進化する助けとなってしまう。


自動関連アップデート(用語)
 星の位置座標を修正するために、更新された座標を他のゲイトに送信するプログラム。一度に一つのゲイトに送信するのだとしても、ゲイトネットワーク全体が書き換えられるのは2時間程度。


シナク(人名)
 ジャファの少女。SG-1と出会う3日前にプラタ(思春期)を迎え、プリムタを受けた。


シマルカ(惑星)
 モンゴル系の住民が住む惑星。
 女性が屋外で顔を見せ、あるいは口を利いただけで死罪になるほど伝統的に徹底した男尊女卑だったが、より強い部族の長とカーターとの決闘によって男女平等になる。
 ちなみに女性の価値は一人金30ドーガ。


ジム(人名)
 高みの存在で、人間の姿をしているときは太った白髪の男性の姿をしている。オーマデサラ同様ルールを外れたことをしており、どこまで踏み越えていいかで時折オーマデサラと衝突する。
 正体はアヌビス。


シムカ(言語)
 ゴアウルド語で『恋人』?


シムロア(言語)
 ゴアウルド語で『新婚』『結婚』?


ジャーラス、ゴロン(人名)
 ヘブリダン人。人間。オラン号の船長。
 武器の密輸で逮捕され、仮釈放されてコンガラット・ループに出場。彼の宇宙船は酸素の予備タンクの替わりに大量の武器を搭載していた。レース中に妨害工作にあってセブラス号に救助され、終盤でいかさまをしていたミューリオスの宇宙船に強力な通信電波を照射することで操艦不能にしてその優勝を防いだ。


シャーレ(人名)
 ダニエル・ジャクソンの妻。もとはアビドースを訪れて神と間違えられたダニエルに捧げられた貢ぎ物だったが、お互いに愛し合う仲になる。
 アポフィスにより連れ去られ、その妻アモネットの宿主にされて子をなす。最期はアモネットがダニエルを殺そうとしていたところをティルクにより射殺される。そのときにハンドリボンを通してダニエルにメッセージを遺した。


シャカ(ウナス)
 かつて人間の奴隷にされていたが蜂起し、彼を仲介役にして停戦を実現した。現在も定期的に連絡を取り合っている。


ジャクソン、ダニエル(人名)
 考古学者で言語学者。古代文明を築いたのはエイリアンであるという突拍子もない学説を立てたことにより学会を追放されかけていたが、当時のスターゲイト責任者であるキャサリンにスカウトされてゲイトの使い方を解読する。
 アビドース作戦の後はアビドースで娶った妻のシャーレとともにアビドースで暮らしていたが、アポフィスにシャーレを奪われたことを機に地球に戻り、スターゲイトプロジェクトに参加する。SGプロジェクトでは類稀な考古学と言語学の知識を生かして異星の人々とのコミュニケーションや謎解きに活躍する。
 偵察に訪れたケロナでナクアドリアの実験に立会い、その核暴走を未然に防いだが、結果として致死量を超える被爆をしてしまう。そこで死の淵をさまよい、オーマデサラによって高みへと引き上げられる。
 高みの存在になったが、アヌビスの凶行を止めるため下界へ干渉しようとしたため、高みにいた頃の記憶を封印されて再び下界へ下ろされる。


シャナハン、ピート(人名)
 デンバーの警官。元不良だがある警官により更生する。サマンサ・カーターの恋人。結婚していたが離婚した。
 カーターの行動に不審を抱いて調査し、オシリスに出くわしてしまう。その後、スターゲイトプログラムについての情報を開示される。
 シーズン8『危険な隣人』でコロラド・スプリングス警察への異動願いを提出する。


シャバダイ(用語)
 シマルカ語で『草原の民』。遊牧民。チンギスハンの時代の部族チャガダイの子孫と推測される。


ジャファ(種族)
 ゴアウルドの奴隷兼幼生の保育器。
 元は地球から連れ去られた人間だがゴアウルドのいいように遺伝子を操作されており、思春期を迎えるとプリムタ(ゴアウルドの幼生を体内に入れること)をしないと死んでしまう。
 ジャファの力は強く、また人間に比べてかなりの長寿であるが、それも幼生を成熟したら取り替えることで成立しているに過ぎない。一度プリムタを受けると免疫機能が停止し、免疫はゴアウルドの幼生に任せきりになってしまう。つまり幼生を取り出すと死んでしまう。ジャファの寿命は老化によって新たな幼生を受け入れられないことによる死である。
 プリムタを受けた彼らに睡眠は必要ないが、それに代わるものとしてケルノリームが必要。
 女性がゴアウルドにより戦士として認められることはないが、男たちが戦にかり出されたときに家族を護るための戦闘訓練は受けている。
 彼らの男女間の揉め事の処理は簡単で、一方が別れを申し出てもう一方がそれを受ける。それでも解決できない場合は武器を執って戦うことで決着をつける。
 彼らの結婚式は、式を司る者のもとで先祖の魂に捧げる炎を間に挟みんで男が女に貞節の冠をかぶせ、女が男に勇気の首飾りをかけ、それから女が男に跪いて敬意を示す。
 彼らはゴアウルドの兵士として戦うが、常設軍ではなく戦闘に際してそれぞれの支配地から召集される。
 多くの者がゴアウルドを神だと信じているが、中には偽りの神だと看破している者もいる。


ジャファレジスタンス(用語)
 地球人らの活躍により自由のすばらしさとゴアウルドが偽りの神であることを知ったジャファの反乱軍。その性格や、支配され続けて本当の自由を知らないということから、地球人やトクラとの協調性にかける。またジャファの誇りを大切にするあまり玉砕戦術を取ることが多く、地球人が提案する作戦には嫌悪感を示すことが多い。
 ゴアウルドのもとへ普通のジャファとして潜入し、仲間を増やして反乱を起こすことが多い。
 ジャファにショルバと蔑まれているティルクやブレイタクを尊敬している。


ジャマラ(人名)
 ハンソン大尉が神を装った星の若者。SG-1に協力し、ハンソンの正体を暴く。


シャムダ(人名)
 ビス・ウバーンのカムフラージュの惑星に一時居住していた遊牧民の長。寓話マニア。


シャル・ケク・ネム・ロン(言語)
 ゴアウルド語で『自由のためなら死ねる』。


ジュリア・ドノヴァン(人名)
 ジャーナリスト。シーズン5でX-303プロメテウスの存在を突き止めて見学と記録ビデオ(無論将来公表するための極秘扱い)を作成した。


ショルバ(言語)
ゴアウルド語で『裏切り者』。


ジョンソン、ケリー(人名)
 CIA局員。ザ・トラストの捜査に関わっており、その後も積極的にゴアウルドの調査をしている。
 ジャック・オニールと交際していたが、自分にはどうしようもない問題(サマンサ・カーターへの想い)があるとして身を引く。


シンディ(人名)
 バークが射殺したウッズの妻。


シンディ(人名)
 ジョー・スペンサーの理髪店の客。ジョーのスターゲイトプログラムの話が好き。


ジント(人名)
 アソスに住む少年。


スカーラ(人名)
 ジャック・オニール大佐に憧れ、義理の息子のような関係になったアビドースの少年。オニールによく敬礼していた。
 アポフィスに捕らえられてその息子クロレルを寄生させられる。後にトランによってクロレルは摘出され、アビドースに帰る。だがシーズン6の最後でジャファの放ったエネルギーガンにより瀕死の重傷を負い、オーマデサラにより高みへと引き上げられる。


スカラト(言語)
 ウナス語で『仲良くする』。


スターゲイト(用語)
 太古の種族エンシェントが建造した星系間移動装置。外見は39の記号が刻まれた巨大な金属の輪で、同様の記号が刻まれたホームダイヤルというコントロール装置とセットになっている。主に人間やそれに似た構造の生命体を移送することを目的とする。送信側と受信側の間にワームホールを形成し、銀河の端から端までものの一瞬で移動できる。これをくぐると物質はエネルギー粒子に分解されて受信側に送られ、受信側のゲイトで再構築される。
 送信された物質が受信される前にワームホールが閉ざされた場合は再構築されることはないが、その配列はあらかじめ受信側に送られており、受信側のゲイトのホームダイヤルから制御用クリスタルを外して起動することで再構築される。ただしホームダイヤルは破壊されてしまう。
 材質はナクアダで、端的に言えば巨大な超伝導体であるためその内部にあらゆる種類のエネルギーを蓄積することが出来る。操作に必要なホームダイヤルが地球では失われていたため3台のスーパーコンピュータを使って代用している。また動力があるならば手動でアドレスを入力する(ゲイト内部のアドレスを刻んだリングを回転させる)ことも可能。しかしホームダイヤルがないとエネルギー消費量が多いことやさまざまなセイフティが働かないなどのデメリットもある。
 アドレスは星座で表され、座標を示す6つの記号と出発点を示す7つめの記号を入力することで作動する。そのためゲイトとホームダイヤルに刻まれている記号は1つを除いて同一である。アドレスは太陽系を表すため、おなじ太陽系内に複数のゲイトがあったとしても作動するのはどちらか一つ。同じ理由で、星系内に存在するなら宇宙船に搭載して使用することも可能。
 7つの記号のほかにもう1つ記号を追加することで異なる銀河間の移動も可能となる。この場合のもう1つの記号は市外局番の役割を果たし、通常のゲイトトラベルとは比べ物にならないほど多くのエネルギーを必要とする。
 座標は宇宙の膨張により常に変化するため、200年に一度くらいの確率で新たな座標を自動アップデートする機能がある。
 ゲイトは電波や純粋なエネルギーを除いて一方通行で、受信側から入ったものは再構築されることなく原子分子に分解される。またイベントホライズンを構築する直前に放出される泡に触れても同様である。
 エネルギーを蓄えるという特性上、ゲイト作動中に強いエネルギーが外部から加えられた場合はワームホールの出口が変わってしまう。
 物体の再構築にはそれなりの空隙が必要で、その余裕がないと再構築されずに消滅する。それを利用して地球のスターゲイトにはアポフィスの襲撃直後にアイリス(チタニウムのシャッター。後にトリニウム合金)が設けられた。
 作動させないようにするにはイベントホライズンが形成される部位、つまりリングの内側に隙間なく固体を詰め込めばいい。代表的な封鎖方法は地中に埋めること。
 作動時にはかなりの振動を発し、衝撃吸収ダンパーを取り付けないと震度3以上の揺れが発生する。
 ペガサス銀河のスターゲイトは形状は地球がある銀河のものとほぼ同じだが、ダイヤル方式は内部のリングが回転するのではなく、いわばデジタル式。内部のリングにあたる部分にあるシンボルがダイヤルコンピュータの操作によって点灯し、エンコードされる。なおシンボルは地球がある銀河のものとは違い、それぞれの光る部分で選択される。また光る部分は赤ではなく青に光り、地球がある銀河のものではダイヤルするごとに動く頂部の部品も動くことはない。
 このため手動操作によるダイヤル操作ができない。アトランティスのゲイトには地球のゲイトのアイリスに当たるフォースフィールドが装備されている。


スターゲイト基地(地名)
 通称SG基地。スターゲイトプログラムの最前線で、コードネームは『エリア52』。指揮官はジョージ・ハモンド少将、数日だけバウアー少将、後に一時期エリザベス・ウィアー博士が務め、ジャック・オニール准将が就任する。
 コロラド州のシャイヤン山の地下深くに作られた核ミサイルサイロを転用して作られた。


スターゲイトコマンド(用語)
 SGCと略される。合衆国大統領の命で組織されたスターゲイトを通じて異星人との交流、脅威の判定、地球の防衛を目的とした特別チーム。設立当初は9組だったが、のちにどんどん増える。各組には外交や海兵隊などのそれぞれ専門分野がある。ロシアからスターゲイトをリースしてからはロシア人のチームが設置される。


スターゲイトプログラム(用語)
 スターゲイトを通じて異星人との交流、脅威の判定、敵性エイリアンとの戦闘をするが、主目的は地球外のハイテクの獲得。そのため議員らからは投資に見合った利益が得られないと攻撃の的になっている。
 表向きはシャイヤン山の地下からの電波望遠鏡による深宇宙探査ということになっている。原型を生み出したのはキャサリン・ラングフォード博士。


スタックハウス(人名)
 アトランティス探検隊に所属する兵士。


スタッフキャノン(兵器)
 ゴアウルドのエネルギーガンを大きくしたような砲台。通常は地面ややぐらに設置して使用するが、ティルクはストラップをつけて担いで使うこともある。


ストロモス(用語)
 P2A-347に墜落した、タルサスからアーディナへの移民船。三隻建造されたうちの一隻。乗員はおよそ千人。ハイパードライブなどの高速航行システムはなく、乗組員は肉体と精神を分離させた人工冬眠状態になっていたが、装置が故障して一部が死亡。彼らの死の直前に目覚めたファーリンはマトリックスメモリーモジュールからその人格データを脳にダウンロードして意識だけを生かしていた。


スペンサー、アンディ(人名)
 ジョーの息子。


スペンサー、シャーリーン(人名)
 ジョー・スミスの妻。


スペンサー、ジョー(人名)
 インディアナの理髪師。ジャック・オニールと同じエンシェントの遺伝子を持つ。
 ガレージセールで手に入れた装置によりスターゲイトプログラムについて多くを知るが、それが原因で家庭が崩壊してしまった。


スミティ(人名)
 アトランティス探検隊の一員。


石棺(用語)
 石棺の形をしたゴアウルドの治療器具。瀕死の重傷を負った者や死んで間もない者ならば蘇生できるが、もともと命のないものに生命を与えることは出来ない。また脳が破壊されているなど、生命の維持が不可能な状態の死体は蘇生できない。
 麻薬のような常習性と精神的な副作用があり、繰り返しの使用によって攻撃性が増す。これがゴアウルドの凶悪な性格の一端を担っている。
 オリジナルはエンシェントの治療装置で、それを発見したゴアウルドのテルチャクが実験と改良を重ねて最初の石棺を発明した。だがその副作用を完全には消せなかった。ちなみにオリジナルは強力すぎて人間の宿主だと死んでしまう。


セテシュ(ゴアウルド)
 セス、セット、セテク、セティとも。かつてラーへの反乱をたくらんだが、そのためにお尋ね者になったり地球に潜んでいたゴアウルド。そのハイテクによって新興宗教の教祖として生きながらえていた。なお石棺を持たないので定期的に宿主を変えていた。
 サマンサ・カーターにハンドリボンで殺された。


セバーリン(人名)
 ティラニアの全権大使。


セブラス(用語)
 ヘブリダンに住むセラキン、ウォーリック・フィンが所有する宇宙船。囚人護送船だが、コンガラット・ループに出場する際にナクアダジェネレーターを搭載したおかげで本来よりも遥かに優れた性能を発揮するようになった。


セラキン(用語)
 惑星ヘブリダンで人間と共存するエイリアン。人間との交配も可能。


セルマク(トクラ)
 トクラの長老格。地球人であるジェイコブ・カーターを宿主として意識をミックスしたため思考が地球人よりになったと判断され、トクラ最高評議会から情報面での隔離を受ける。


ゼロポイントモジュール(用語)
 エンシェントのパワーソース。異次元から無限のエネルギーを吸い上げる装置だが無限に使えるわけではなく、いずれ停止する。略称『ZPM』。マッケイ博士だけはかたくなに『ゼロPM』と呼ぶ。


ソーレン(人名)
 原理主義グループのリーダー。彼らの信仰はあらゆる命は古代の神(つまりゴアウルド)によって造られ、いつか再び神が現れる、というもの。
 ちなみに彼らが使う銃器は違う惑星であるのに明らかにアブマット・カラシニコフ。


ター(言語)
 ゴアウルドのスラングで、『タウリ』つまり地球、地球人のこと。


ターガン(人名)
 シマルカの部族の長。ナイアの父。


ターク(言語)
 ウナス語で『トリック』。


ダイダロス(用語)
 新たな宇宙船。より高度なエイリアンのテクノロジーとプロメテウスの経験を基に作られた。


タイナン、デル(人名)
 ヘブリダン人。人間。テクコン社員でイーモン・フィンの上司。何年も不正を行っていた。


第二のスターゲイト(用語)
 南極で発見された第二のスターゲイト。アルファゲイトと違ってホームダイヤルもセットになっており、中世までは使われていたらしい。固有のシェブロンは『●|』。
 回収後はエリア51に保管されていたがNIDにより他の惑星の略奪に使用されていたためSGCの管轄となる。後にジャック・オニール大佐がトールの宇宙船からの脱出に使用したため太平洋に落下し、ロシアが秘密裏に回収、第二次大戦後のドイツから回収していたホームダイヤルとあわせて独自のスターゲイトプログラムを開始していた。
 ティルクがゲイトに囚われた事件でホームダイヤルをアメリカにリースしたところ爆発してしまう。アルファゲイトがアヌビスの攻撃で破壊されてからは多額のドル札と引き換えにリースされ、スターゲイト基地に設置された。なおその際には固有のシェブロンはアルファゲイトと同じものになっている。
 本来のホームダイヤルは数回の使用でエネルギーが切れて使い物にならなくなった。


タイムマシン(用語)
 エンシェントが作った時間移動機能を持つ小型宇宙船。スターゲイトをくぐることができるサイズ。スターゲイトを遠隔ダイヤルするためのホームダイヤルが装備されている。
 これで移動できるタイムスパンは最短でも200年単位。


太陽の目(用語)
 キャサリン・ラングフォードの遺品の中にあった書物。太陽神ラーの崇拝者の習慣と儀式について書かれている。


タウリ(言語)
 ゴアウルド語で『地球』『地球人』。


高みの存在(用語)
 光り輝くリボンの束のような外見の存在。いわゆる高度な精神生命体のようなもので、さらなる高みを目指している。大きな力を持つが、下界への干渉は掟によって禁じられている。しかしオーマデサラやジムなどのはぐれ者たちはひそかに下界をよりよい方向へ導こうとしている。
 高みの存在は実体としての肉体を自由に得ることができるが、完全に受肉した場合は高みの存在の手助けがなければ再び昇天することはできない。なお一般人が昇天する場合も高みの存在の手助けが必要。
 エンシェントは高みに昇った者以外は疫病によって滅びた。そのため、高みに昇るとエンシェントの知識を学ぶことができ、アヌビスはそれを狙っていたが高みの存在に拒否されて半分高みの存在、半分下界の存在という中途半端なものになってしまった。だが断片的ながらもエンシェントの知識を得ることはでき、それを勢力拡大のために使っている。
 また彼らはアヌビスが大宇宙レベルの悪事を働くことを一体となって止めているのだが、アヌビスがただのゴアウルドだった頃にもできたと思われることには干渉しない。
 第一のルールとして下界の者の昇天に手を貸す場合は単独でしてはならないというのがある。これは万一昇天したものが邪悪だった場合にエンシェントの知識を与えてしまう危険を考慮してのもの。


ダカラの寺院(地名)
 ジャファにとっての聖地。バールの支配域の深くにある。
 歴史的にも重要であり、アヌビスが死から蘇った地であり、最初のプリムタが行われた地とされている。そのためジャファの発祥の地である。本来はエンシェントの遺跡であり、銀河で唯一レプリカーターを破壊できる兵器が眠っている。


ダグ(人名)
 クリスター・ジェイムズのボーイフレンド。仕事をクビになってから酒びたりになった。後にクリスターに殺害された。


タグリーヤ(惑星)
 シーズン6でハイパードライブジェネレイターが破損したプロメテウスがスターゲイトを求めて着陸した惑星P3X-744。
 300年前まではヘルアーの支配地だったが、自分たちを見捨てたヘルアーへの怒りでそれまでの歴史を抹消し、スターゲイトも埋めてしまった。


ダニエル・ジャクソン(用語)
 アスガードの戦艦。シーズン8のはじめにトールが乗っていたもので、冷凍睡眠に入ったままのジャック・オニールと艦のシステムがリンクされた。


タノス(ゴアウルド)
 3000年前にP4C-403を支配していた。ナクアダをナクアドリアに転換する技術を開発したが、大規模な地殻変動で滅んだ。


タルサス(惑星)
 ストロモス号の乗員たちの故郷。暗黒星の接近により滅亡した。脱出のためストロモス号が三隻建造されたが、それぞれ定員はおよそ千人であった。


タルタラス(惑星)
 アヌビスの支配下にある惑星。カル戦士の生産が行われている。


チマカ(用語)
 シマルカに住む『砂漠の戦士』。


チューラク(惑星)
 ジャファたちが住む惑星でティルクの故郷。ゴアウルドの寺院があり、プリムタ前の幼生を育ててもいる。太陽が二つある。


チョダワ(惑星)
 シーズン7第一話でウが向かった惑星。ビス・ウバーンの反対側にある。


ツープロ(人名)
 P3X-797の光の国の神官。メローシャという娘がいる。


テ・○○(言語)
 ウナス語の自己紹介。『わたしは○○です』。


ディスラプター(用語)
 レプリケイターを構成するブロック同士の結合を解除し、完全に不活性にする対レプリケイター兵器。ジャック・オニールが脳にダウンロードしたエンシェントの知識を使って製作した。
 しかし『165 レプリ・カーター』でレプリ・カーターにより無効化されてしまう。


ディスラプター衛星(用語)
 アスガードが作った、ディスラプターを宇宙空間でも展開できる人工衛星。しかしディスラプターが無効化されたことによりこちらも無効になった。


ティラニア(用語)
 ランガラの三大国のひとつ。その支配下では大量逮捕と即決処刑によって秩序と平和を維持していた。


ティルガス(ゴアウルド)
 弱小ゴアウルド。ラミウスとの会談の際に襲ってきた不死身の戦士によって殺される。


ティルク(人名)
 アメリカ合衆国空軍スターゲイトコマンド所属。SG-1メンバー。
 アポフィスの親衛隊長だったが裏切り、地球に味方する。地球に来てすぐのうちはペンタゴンにより実験台にされそうになるが、活躍もあってSGCの一員となる。軍人ではないが完全な民間人でもない微妙な立場にあり、住んでいるSG基地からの外出にもいちいち許可が必要。
 あまり喋らず、態度で示す。忠誠心が強く、彼の勇気と力、ゴアウルドの知識は対ゴアウルド戦略に大いに役立つ。ちなみに彼のジョークのセンスは地球人のそれとかなりかけ離れている。
 幼生の代わりにトレトニンを使用するようになり、シーズン8ではSG基地の外に住むようになる。そこではいつも使っているマレイという偽名ではなく、モザンビークからダニエルにアメリカへ連れてきてもらったティルクということにしていたが、トラブルのせいで再びSG基地での生活に戻った。なおその頃には外見上、腹の幼生嚢はふさがっている。
 シャーレとスカーラをアモネットとクロレルの宿主として捕らえたのは彼である。その直後にオニールの説得によってアポフィスを裏切るが、それは突発的な思い付きによる行動ではない。師ブレイタクからゴアウルドは偽りの神だと教えられてからずっと反乱の機会を窺っており、SG-1を命を託すに値する戦士だと見抜いて助けたのだ。
 アポフィスの親衛隊長だった彼の反乱により多くのジャファがゴアウルドに対して反旗を翻した。そのため反ゴアウルドの戦士たちからは伝説的な戦士として敬われ、ゴアウルド側からは『ショルバ(裏切り者)』として憎まれている。
 スターウォーズが好き。


テクコングループ(用語)
 ヘブリダンの大会社。食品から宇宙船のエンジンまで何でも取り扱っている。
 社のモットーは『相互信頼』で、社屋内には鍵がない。だが盗みはできないようになっており、価値のある物やシステムは秘密のパスコードで護られている。


テクマテ(言語)
 ゴアウルド語の敬意をこめた挨拶。


テクマテック(言語)
 ゴアウルド語のラフな挨拶。


デケット(人名)
 南極のエンシェント砦の調査隊の一人である医師。エンシェントの遺伝子を持つ。


デスグライダー(兵器)
 ゴアウルドの宇宙戦闘機で、座席はタンデム。主武装はエネルギーキャノン×二門。シールドやハイパードライブは搭載していない。慣性制御と重力制御により航空機とは比較にならない性能を誇り、パイロットへの負担はかなり少ない。
 宇宙母艦に多数格納されている。


テナト(人名)
 『プロメテウスの受難』でバーラと取引をするはずだった人物。バーラの宇宙船と兵器用に精錬したナクアダを交換する手はずだったが、バーラは最初から彼を騙すつもりだった。


デュラン、ロヘリオ(人名)
 テルチャクの寺院を探しにホンジュラスに向かったダニエルとリー博士が雇った現地ガイド。ゲリラに誘拐されたときに脱走を試みてカラシニコフライフルで撃たれるが、二日後にダニエルを救助に来たオニールらに助けられる。


テラス(人名)
 トクラの一員。


デルク(人名)
 トクラの一員。


テルチャク(ゴアウルド)
 石棺のオリジナルであるエンシェントの治療装置を発見したゴアウルド。地球ではマヤの雨の神チャクとされる。その寺院はホンジュラス南部の滝の近くにあり、そこにトラップと共にエンシェントの治療装置が保管してあった。
 石棺を作り上げたあとオリジナルの装置をめぐり高みにのぼる前のアヌビスと争いになり、敗北した。


トール(アスガード)
 アスガード艦隊最高司令官。もっとも地球に近しいアスガード。


トクラ(種族)
 ゴアウルドの叛乱勢力。原意は『トク・ラー』つまり『神に逆らうもの』で、その意味では地球もトクラである。彼らの大本はエジェリアだが、彼女はラーに幽閉されていたのを発見され、トレトニンの原料用に強制的に子を産まされていたので衰弱死してしまった。
 彼らはゴアウルドが宿主の肉体を奪うのに強い嫌悪を感じており、緊急避難以外では必ず宿主との同意の上で共生する。共生するために肉体に侵入する経路はのどの奥からで、これは傷を残して宿主にいやな思いをさせないため。また宿主の多くは瀕死の患者で、そのまま死ぬか肉体を共有して生きながらえるかの選択をすることになる。
 ゴアウルドを憎むが、種族としては同一なためかプライドが高く地球人やジャファをあまり信用しない。ジャファについてはトクラの死因のほとんどがジャファのエネルギーガンで撃たれることなので、嫌っているものもいる。何千年もゴアウルドと戦ってきたことが傲慢ともいえるプライドの一端を担っていることは確実。
 戦闘は徹底して不確定要素を排除し、数字で考える。たとえば、何人寝返るかわからないジャファを当てにするよりも彼らごと強大な敵にぶつけるという戦略を採る。
 基本的に戦闘ではなく潜入工作に携わるため、ゴアウルドのテクノロジー以外はあまり用いない。ただしトランの技術などは潜入工作中以外ならば用いることがある。なおゴアウルドの球状の通信装置は使用しない。
 ゴアウルドのように石棺を使わないので、寿命や戦闘により徐々にその数を減らしている。
 生きてゴアウルドに捕まることを禁じられているので、石棺で蘇生させられないよう自決の際に真っ先に脳を破壊する準備をしてある。


トク(言語)
 ゴアウルド語で『逆らう』。


トク・ラー(言語)
 ゴアウルド語で『神に逆らうもの』。トクラの語源。


ドナー(人名)
 パラレルワールドにおけるアメリカ合衆国空軍スターゲイト基地所属の兵士で、コワルスキー少佐の指揮下にあった。


トライアン(人名)
 ストロモス号の二等機関士。冷凍睡眠装置の故障により肉体が死亡。精神だけがダニエル・ジャクソンの肉体に入り込んだ。


トライタン(用語)
 シーボウの宇宙船。コンガラット・ループに参加し、第一ステージでリタイア。


トラン(種族)
 ゴアウルドにより惑星トラナに連れ去られた地球人の子孫。トラナが地殻変動で滅んだため、新たな惑星ニュートラナに移住する。
 ゴアウルドに移住させられたがなぜかそれ以後はノータッチで支配されなかった。地球における科学の暗黒期がなかったため科学が進んでおり、ノックスの協力があったとはいえ新たなスターゲイトを建造するほど。またあらゆる武器を無効化する技術や光速以上の速さで情報を伝える技術、宿主を殺すことなくゴアウルドを摘出する技術もある。彼ら曰く、量子力学は科学の初期に見られる誤りらしい。
 トラナは科学技術の発展に伴い野生の動植物が絶滅してしまった。また信仰も衰退している。
 自らの科学力を過信するきらいがあり、そのためニュートラナを防衛するイオン砲が無効化された後はゴアウルドによって兵器開発に利用され、滅ぼされた。


ドレイアク(人名)
 ティルクの妻。
 偽りの神を信じるジャファであっても人の命を奪ってまで生きたくはないと言って、新たな幼生を拒否して死亡した。


ドレイロック(人名)
 ケロナの大使。シーズン7では第一首相。


トレーダン(人名)
 カレドニア連邦の首相。


トレトニン(用語)
 ゴアウルドを原料として製造される薬品。パンガーにおいて万能の治療薬として製造された。
 ジャファにとっての幼生と同じ効果を発揮するが、本来の免疫システムがなくなる副作用も同じ。しかし幼生ではないのでジャファがケルノリームに入ることは難しい。
 接種に当たって適量を知る方法は手探りで、徐々に投与量を増やすしかない。


トレラク(人名)
 アレスに仕えるジャファ。


トローク(人名)
 ジャファレジスタンスの一員。


トンネルクリスタル(用語)
 トクラが秘密基地を作る際に用いる、クリスタルのトンネルを掘るためのクリスタル。掘りたい場所に突き立てることでそれぞれのプログラムに応じた形状のトンネルが形成される。トンネルを埋めるのも同様なクリスタルで行われる。


ナイア(人名)
 シマルカの族長の長ターガンの娘。アブーと相思相愛だが、チマカの市長に嫁ぐ予定になっていた。


ナクアダ(用語)
 宇宙船や武器のエネルギーに欠かせない希少金属。非常に爆発力が強く、爆弾など通常武器の破壊力を百万倍にする効果がある。
 地球では産出しない。


ナクアドリア(用語)
 人工的にナクアダを転換して生み出されるより重く不安定な同位元素。ナクアダ以上に強いエネルギーを持つが、引き出されるエネルギーに比例して不安定になるという危険な特性を持っている。およそ一万年ほどでナクアダに戻る。
 3000年前にあるゴアウルドが転換に成功したが、そのゴアウルドは大規模な地殻変動で滅んだ。なお転換を逆転させる方法はない。


ナクアドリア爆弾(用語)
 ケロナが開発した、ナクアドリアを使用する爆弾。ナクアダ爆弾よりもはるかに甚大な破壊力を有する。


ニーサ(人名)
 ニースの妹。SG-1に出会ったころプラタが間近に迫っており、プリムタを受ける予定だったが、トレトニンの投与を受ける。


ニース(人名)
 ハクティルの女ジャファ。ニーサの姉。幼生と縁を切ることを拒んでいたが、重傷を負ってトレトニンの投与を受ける。


ニコルソン(人名)
 アメリカ合衆国空軍スターゲイトコマンド所属の軍人。


ニシザキ(人名)
 スターゲイト基地勤務の軍医。シーズン1でコワルスキーに寄生したフリーによって殺される。


ニュートロニウム(用語)
 希少元素。アスガード文明とレプリケイターに不可欠な物質。惑星オーリラなどで産出する。


ネビン(人名)
 P3X-289のドームの町に住む少年。


ノヴァク、リンジー(人名)
 博士。有能だが、緊張するとしゃっくりが出て止まらなくなる。


ノーア(人名)
 アンダリの全権大使。

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