三巻 第一章 イデアル森林(『王冠・叡智の光』起動)
(はは)に産まれ、(ちせい)を呑み、(いのち)を充たす“
(ぶき)を振るえば、(あくま)は去れり。不仁は己が頭蓋を砕き、義は己が血を清浄へと導かん“
“霊峰の如き巨軀は、巌の如く堅牢で。万民を守護し、万民を統治し、万民を支配する貌
を持つ“
“汝は土塊にして土塊にあらず。汝は人間にして人間にあらず。汝は楽園に佇む者、楽園
を統治する者、楽園に導く者。汝は我らが夢、我らが希望、我らが愛“
聖霊(ルーアハ)を抱く汝の名は――――『原初の人間(アダム)』なり“

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